寝具選びや睡眠の質を上げる食事について
睡眠の質を上げるためには、自分に合った寝具選びが大切です。
敷き布団や枕の高さが合っていないと、寝付きが悪くなる原因になるため、慢性的な睡眠不足に陥りやすくなります。
たとえば、敷き布団の硬さが合わない場合は、正しい姿勢をキープしたまま寝るのは困難になります。
硬すぎると身体に負担がかかってしまい、血流が悪くなる恐れもありますし、逆に柔らかいと腰が沈んでしまい腰痛の原因になってしまうことがあります。
ですから、敷き布団は自分の体型に合った、適度な硬さのものを選ぶようにしましょう。
また、枕は脛椎を安定させるために必要なアイテムです。
枕の高さが合っていないと、首や肩が凝ったり、熟睡できない可能性もあります。
そこで、枕を選ぶ時には、首のカーブを計測しておくことをおすすめします。
さらに、就寝中は汗をかくことが多いため、寝具の素材は吸汗性の高いものを選ぶことも大切なポイントです。
そして、良質な睡眠を得るためには、食事にも配慮しましょう。
食材の中に含まれるトリプトファンがセロトニンの分泌を促し、睡眠ホルモンであるメラトニンの生成を促します。
トリプトファンは、肉や魚または乳製品などに多く、毎日の食事で少しずつ摂取することが大切です。
ちなみに、セロトニンは日中に作られるため、朝食はできるだけ摂るようにしましょう。
それから、夜の食事は消化のために胃腸が動くので、身体を休ませることができません。
ですから、夕食は就寝する3時間前には終わらせるようにしましょう。